「建設業界」か、「運送業界」か。
自分が就活で絞り込んでいる業種は、この2つしかない。
でも、スマホが普及してから通販関連の輸送が急増して、運送業界は配達件数がすごく多くなったそうだし。
しかも置き配ならともかく、不在票入れなきゃいけない場合の手間を考えると……。
長距離トラックドライバーって選択肢もあるけど、腰を痛める人が多いらしいし。
そうなるとやっぱり建設業界の方が、手に職も付けられるし努力次第でキャリアアップも期待できそうだし、いいな!
だけど、建設業界は、屋外現場の工事がメインの場合に雨が心配になる。
聞くところによれば、雨で仕事が中止になると給与が減ってしまうとか……。
雨天中止に関係なく月給保証してくれる会社がベストだけれど、実際のところはどうなのだろう?
といったことが気になっているそこのあなた!
この記事では、建設業界の雨の日事情について詳しく解説します。
■屋外現場の工事(外仕事)は、雨の日だと仕事ができなくなるの?
最初に結論をいうと、屋外現場の工事(いわゆる外仕事)は、雨の日だからといって必ず休みになるとは限りません。
屋外で行われる工事にも、雨の影響を受けやすいものと受けにくいものがあります。
雨の影響を受けにくい屋外作業の場合、雨天時も施工が敢行されるケースが多々ございます。
雨の日だと休みになる業種と、雨の日でも関係なく作業する業種の具体的な例を見ていきましょう。
・雨の日だと休みになる工事4種
① 屋根リフォーム工事
ゼストも主に手掛けている屋根リフォーム工事は、雨の日にはあまり行われません。
なぜなら、雨で濡れた屋根は非常に滑りやすく危険だからです。
平屋でも屋根の高さは3mもあり、雨で滑りやすくなると転落事故のリスクが高まります。
また、屋根材の下には防水シートがあり、その下には野地板(下地)があります。
防水シートが傷んでいる場合に屋根材を取り外すと、野地板に雨が浸透しカビが生える可能性があるため、晴れた日に工事を行うのが基本です。
②コンクリート打設が必要な工事
コンクリートの打設中に雨が降ると、品質が低下してしまうため、基本的には作業を中止します。
ただし、打設後しばらく経ってから雨が降るのは問題ない場合もあります。
微妙な天気の日は、作業をするかどうかの判断が必要です。
③溶接工事
雨天時に溶接作業をすると品質に影響するのに加え、感電の危険もあります。
屋外でも雨養生をすれば作業可能ですが、養生ができないのであれば原則として作業中止です。
④左官工事
左官工事は、塗り上げた左官材をしっかり乾燥させなければなりません。
その性質上、雨の日は屋外で工事ができなくなります。
ただし、左官工事は屋内作業があることも多く、その場合は屋内作業に移ります。
・雨の日でも関係なく作業する仕事3種
①型枠工事
コンクリートを流し込むための型枠を組み立てる工事は、比較的雨の影響を受けにくいため、雨天時でも行います。
ただし、以前打ったコンクリートの上に型枠を組み立てる場合は、雨が降っているとコンクリート上の墨出し(目印になる線を引くこと)ができません。
そのため、「セパレータ」というものを打ち込み、その間に糸を張って目印とする必要があります。
②鉄筋工事
鉄筋は表面が多少サビても問題ないため、雨が降っていても品質に影響しにくく、雨天時でも比較的行いやすい工事です。
ただし、鉄筋工事は高所作業も多く、足を滑らせないように注意する必要があります。
③足場工事
足場工事も、よほどの豪雨や強風でない限りは、カッパを着て作業を実施します。
足場材はそもそも屋外への設置を想定して製造されています。
雨天時は雨ざらしになってしまうことも、その想定の内。
もちろん、晴れの日に比べて足が滑りやすくなるので、高所から転落しないように注意する必要があります。
■屋根リフォーム工事など、雨の日に作業ができない業種の給与はどうなる?
「働いていないんだったら、その分月給が減らされるのでは?」
「でも、休みたくて休んだわけじゃないのに、給与が減らされるのもおかしい」
このような疑問を抱く方もいらっしゃるかと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか?
・建設業に多い日給制だと、雨が多い季節は月収が減ることも……
建設業に多い給与形態は、日給制や日給月給制です。
日給制は、日給(日当)×勤務日数で1月の給与を算出します。
また、日給月給制は月給が決まっていますが、仕事を休んだり早退したりすると、その分の給与が差し引かれます。
どちらの場合でも、「働いた分だけ給与がもらえる」という点に違いはありません。
つまり、雨が降って仕事が休みになると、その月の給与が減ってしまいます。
・月収が減らないように、振替出勤で月収を保証するケースもあります
コントロールできない天候のせいとはいえ、「自分の都合で休んだわけでもないのに給与がもらえないのはひどい」と不満を覚える方もいるでしょう。
そこでもう少し掘り下げておくと、使用者側の都合(責任)で仕事が休みになった場合は、労働者に「休業手当」を支払う必要があります。
一方、台風や地震などによる不可抗力で仕事が休みになった場合は、休業手当を支払う義務はありません。
つまり、「いつも降っているような雨で仕事が休みになった場合は不可抗力といえるのか?」という点が問題になります。
実はこれはかなり微妙な問題で、ケースバイケースなのが実情です。
そのため一般的には、屋内でもできる別の作業を与えて休日になるのを防いだり、振替出勤をさせて勤務日数が減らないよう調整したりといった対策が取られています。
・月給制の場合は、雨の日でも関係なく給与が安定!
月収保証よりもさらに安定して働けるのが、「月給制(完全月給制)」を採用している場合です。
この場合、雨で仕事が休みになっても給与に影響せず、毎月一定の給与を受け取ることができます。
建設業界では働き方改革の一環として、従来の日給制から月給制への移行を目指す動きが見られます。
・施工管理なら、雨の日でもデスクワークがあるため日給制でも安心
雨で仕事が休みになるかどうかは、職種によっても異なります。
たとえば、工事現場の責任者である施工管理職は、雨の日でも休みになりません。
施工管理業務にはデスクワークもたくさんあるため、雨の日はそれらを室内で行うのです。
施工スケジュールの見直しや予算の確認、資材の発注、職人の出退勤管理、請求書や発注書の作成など、事務作業もたくさんございます。
■屋根リフォームを請け負うゼストでは、雨の日も屋内の仕事を用意して月収保証!
建設業界で安定して働きたい場合は、雨の日が多くても収入が減らないよう、何らかの対策を取っている企業を選ぶのがおすすめです。
もちろんゼストも安心!
弊社の雨の日対策をご紹介します。
・屋内の仕事があるため、雨の日が多い月も月収が保証され安心!
雨の日が多くて月収が下がると、生活に支障をきたします。
中には、親が病気になって出費が増えたので、仕送りを増やしたい。
こういった健康面の事情を抱えている方。
また、恋人ができれば、デート代やプレゼント代といった出費がどうしても増えます。
配偶者が育児休暇中なら収入源が自分のみになり、責任重大!
今後も何かと養育費がかかります。
それなのに、雨の日ばかりで仕事が休みになるのは困る……。
ゼストなら、そんな心配はいりません!
弊社では屋内作業を用意しており、雨の日の分もしっかり給与をお支払いします。
あらかじめ決められた月収を保証できますので、ご安心ください!
・「雨の日、休みたい……」叶えます、その願いも!
「給与が減るのはたしかに困るけど、雨で工事が中止になったのなら、やっぱり休みたい……」
ゼストでは、このような希望にもしっかり対応しております!
雨天時の屋内作業は、強制ではありません。
当日ご連絡いただければ、雨の日は休むことができます。
彼氏彼女と自宅デートでのんびり過ごしたい。
疲れが溜まってきたから、英気を養いたい。
雨の日は気圧の関係で、毎回片頭痛がキツイから療養したい。
こういった理由がある時は、遠慮なく休んでいただけます。
もちろん、「ただただ、家でだらけたい」という理由でも構いません。
収入を安定させたい方は、屋内の仕事をする。
雨の日はゆっくりしたい方は、休みを取得する。
このような柔軟な対応が取れるのが、ゼストの働きやすさの秘密です。
株式会社ゼストは那須塩原市を中心として、屋根リフォーム工事や外壁リフォームを承っております。
現在、屋根職人として活躍したいという方を募集しています。
「年功序列関係なく、実力で評価されたい」
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屋根職人として活躍したい方は、ぜひ下記の応募フォームより、株式会社ゼストまでご連絡ください。