最近、親友から聞いた話なのだが・・・
先日のとある雨の日、親友が二階の子ども部屋から雨漏りがすると長男に言われ、見てみるとちょうどベッドの真上辺りからポタポタと水が落ちていた。
ちょうど枕の位置に落ちていることから、どうやら真夜中に水滴が顔に落ちて跳び起きたらしい！
これは大人でもビックリしてもおかしくない！
しかも枕のあたりだから、洗面器で受けながら眠るというわけにもいかないので・・
当面雨の日は夫婦の寝室で長男も一緒に眠ることになったそう。
一人で子ども部屋で眠るというのも寂しいのか、次男も甘えてきたそうで（笑）
きっと当面は雨の日は家族四人で仲良く眠るのだろう。
こんな話を聞いていたら、うちも雨漏り大丈夫か気になって来た。。
念願のマイホームを中古で購入して、早7年。
前回の屋根定期メンテナンスが、その3年前と聞いていたので、ちょうど10年経つ計算だ。
定期メンテナンスの頃合いかもしれないし、雨漏りの内部点検も兼ねて、補修会社を探してみようと思う。
とはいえ、マイホーム購入から初の定期メンテナンス。
どう補修会社を探したらいいのかわからない・・・
といった方へ向け、屋根リフォームを請け負うゼストが、雨漏り補修に向けた屋根リフォーム会社の探し方について解説します。
■雨漏り補修工事 最適なメンテナンス時期とは？
・「えっ、違うの！？」 雨漏り"補修"と雨漏り"修理" その違いとは
似たような意味合いとして使う人も多い「補修」と「修理」。
この言葉には、実は明確な違いがあります。
雨漏りの際の「補修」とは、コーキングやテープなどの補修材で直せるレベルの工事のことです。簡単に直せる程度の被害で、費用も安く抑えられます。
対して「修理」とは、壁を取り外して雨漏りの原因を根本から直すレベルの工事です。補修よりも費用はかかるものの、完全に直したい場合におすすめです。
・屋根防水工事の耐用年数 ≒ 雨漏り補修工事実施時期
「耐用年数」とは、対象のものが「どのくらい使用できるか」を表す言葉で、確定申告などの税務上の申告の際に使われる言葉です。
耐用年数には、法律に基づいた「法定耐用年数」と、経済的価値に基づいた「経済的耐用年数」があります。
似たような言葉の「耐久年数」という言葉は、メーカーが「問題なく使用できる期間の目安」として独自の基準で設定したものになります。
雨漏りの補修工事の実施時期は、屋根の防水工事の耐用年数や耐久年数を参考に考えるとよいでしょう。
・施工法によって異なる！ 屋根防水工事の耐用年数
屋根の防水工事の施工法別の耐用年数は、次の通りです。
「ウレタン防水工事」
液体状のウレタン樹脂を塗って防水層を形成する工法です。
複数回重ねて塗装することで継ぎ目なく仕上がるため、複雑な形状の屋根でも高い防水効果が期待できます。
工期が短く価格も安い傾向にある反面、5〜6年に1回は表面の塗り直しが必要です。
「シート防水工事」
防水シートを貼り付ける工法です。
伸縮性に優れた合成ゴム系シートと、軽量で耐久性に優れた塩化ビニル系シートの2種類があります。
工期が短く安価な反面、複雑な形状の屋根への施工には不向きです。
「FRP防水工事」
FRP（繊維強化プラスチック）を液体状にして塗装する農水工事のことです。
軽量で強度があり、見た目もキレイに仕上がる反面、5年に1回程度は表面を塗り直す必要があります。
関連記事：補助金で屋根工事の施工費用の調達が容易に！ 屋根工事の依頼ハードルを低くするために
■初めてのマイホームメンテナンス！ 雨漏り補修も請け負う屋根リフォーム会社の探し方 3選
【探し方①】やっぱり便利、ネット検索！ とりあえず近隣地域の屋根リフォーム会社を検索
まずは手軽な方法として、ネット検索をしてみるのもよいでしょう。
「屋根 リフォーム 〇〇（地域名）」「雨漏り 修理 〇〇（地域名）」など、お住まいの地域名を入れて検索をすると、近隣地域にどのようなリフォーム会社があるのかがわかります。
【探し方②】地元の雑誌を調べてみよう！ 話題の会社をアナログ検索
地元の雑誌を調べてみると、地域にあるリフォーム会社を知ることができます。
雑誌に広告を掲載するにはある程度のコストがかかります。
つまり広告費にコストをかけられる規模のリフォーム会社であれば、相応の技術力や実績がある可能性が高いといえるでしょう。
ただし、広告費が莫大にかかってしまった結果、屋根のメンテナンス費用が割高に設定されている可能性もあるため注意が必要です。
【探し方③】これが一番安心かも！ 知人からの紹介
もっとも安心感のある探し方としては、実際に適切な屋根のメンテナンスを受けたことのある知人から、リフォーム会社を紹介してもらう方法です。
知人が依頼した際の施工に問題なければ、手抜き業者かどうかを見極める必要もなく、より安心であるといえるでしょう。
会社探しや会社の信ぴょう性を見極める作業は、意外と時間と手間がかかります。
知人からの紹介であれば、リフォーム会社探しにかかる多大な時間を短縮できるでしょう。
■手抜き工事に遭わないために！ 誠実な屋根リフォーム会社の見分け方とは
せっかく雨漏りの補修を依頼するなら、「手抜き工事で雨漏りが再発した」「相場より高い費用を請求された」など、「失敗した」と感じる結果になってしまうことは避けたいですよね。
ここでは誠実なリフォーム会社を見分けるためのポイントについて解説するので、ぜひチェックしてみてください。
・依頼はやめておいた方がいい、屋根リフォーム会社の三つの特徴
① 工期がやたら短い
必要な工程を省略し、手抜き工事をしている可能性があります。
再依頼することになれば、さらに出費がかさむ恐れがあります。
② 費用が安すぎる
あとで追加の材料費や施工費などを請求され、結果的に相場より費用が高くかかってしまう可能性があったり、手抜きを想定した分安くなっていたり。
③こちらの要望に関係ないオプションを付けようとしてくる
要望に沿っているオプションの提案であればまだしも、関係のないサービスまで打ち出してくる場合は要注意です。
ただ単にその会社が売り出したいサービスである可能性が高く、会社が売りたいようにコントロールしているだけかもしれません。
・こんな会社に依頼したい！ 誠実な屋根リフォーム会社のポイント四つ
① 対応が早い
雨漏りは迅速な対処が重要です。
特に台風や大雨の予報が出ている場合、すぐに応急処置や雨養生などの対応が可能なリフォーム会社だと安心です。
なるべく早く駆けつけてもらうには、地元のリフォーム会社が安心でしょう。
②時間をかけて隅々までじっくりと点検や調査をする
10分程度で点検を切り上げてしまうようなリフォーム会社は、せっかく依頼しても表面的な補修のみで、根本的な改善には至らない恐れがあります。
30〜60分程度の時間をかけてじっくりと点検するリフォーム会社は、本当に補修や修理が必要な箇所を見極め、適切な対応をしてくれる可能性が高いです。
③ 必要書類をきちんと提出してくれる
見積書や打ち合わせシート、契約書、保証書などの書類をきちんと提出してくれるリフォーム会社は、信頼できるといえるでしょう。
書類が不十分であったり、単価などの詳細が記載されていなかったりする場合は要注意です。
④ 施工事例やお客様の声などの実績が豊富にある
リフォーム会社のホームページや口コミサイトなどに、施工事例やお客様の声などが豊富に掲載されていると安心です。
関連記事：屋根工事ってどんな工事？工事内容や必要性を詳しく解説！
栃木県那須塩原市を拠点とする株式会社ゼストは、お客様に「便利」をお届けしていきたいと考えています。
お客様の住まいに合わせて最適なご提案をし、屋根の葺き替え工事から雨樋工事まで、住まいの美観と機能性を向上させるリフォーム工事をご提供いたします。
定期的なメンテナンスなどのアフターフォローも充実しておりますので、安心してお任せください。
お住まいのことで少しでも気になることがありましたら、どんなことでもご相談をお待ちしております。
