なんか最近、雨が降るたびにポタポタ音が部屋の中に反響するようになってきた。
これまでそんなことなかったのに・・・
確かに、この家も新築して20年以上。
どこか雨漏りが起こっても不思議じゃないかも。
でも、素人が屋根に上って原因調べるわけにもいかないし・・・
だれかこのポタポタ音の原因、教えてほしい!
このようなポタポタ音が気になるあなたに、屋根リフォームのプロフェッショナルであるゼストが、雨樋(あまどい)補修によるポタポタ改善案について、解説します。
■【こんなシーンで、気になる!】雨樋(雨どい)のポタポタ音の悩み!
▼ 明日に迫った大一番のプレゼン資料!徹夜で作成中なのに・・・
憧れの経営企画部への異動を目指し、営業員として奮闘中。
そしてついに明日、自分の企画力とアイディアを上層部にアピールできる機会が。
この企画が通れば、かなり大きな案件の責任者を任される可能性もあり、経営企画部を目指すためには絶対に失敗したくない、大一番の勝負所!
しかし、今日は営業先から大きなクレームが入ってしまい、その対応でプレゼン資料の作成どころではなく・・・
やむなく家に持ち帰って、徹夜で資料を仕上げることに。
そんな中、雨のポタポタ音が部屋中に響いていた。
クレームの理不尽さが何度もフラッシュバックしてすごくイライラ(怒)
大勝負に向けての気負いと焦燥感。
こんな状況で「ポタポタ」って!
資料づくり、集中できないって!!
結果は・・・惨敗。
ただ、その後別案件で大きな契約ができて、それが上層部の目に留まって経営企画部へも異動できたから、まあよかったかな!
▼ ポタポタ音で勉強に集中できず、翌日の試験結果が悲惨だったトラウマ再燃
以前は雨のポタポタ音は気にならず、むしろこの音も趣があって好きだったところもあった。
でも、あれは忘れもしない、高校三年生での大事な期末テスト。
テスト前、あろうことかインフルエンザにかかってしまい、回復したころにはなんとテスト2日前!
急ピッチで徹夜で勉強を開始したものの・・・
真夜中に雨がポタポタ・・・ポタポタ・・・
なにこれ!?
意外と集中できないんですけど!!
徹夜作業だったことと焦りも相まって、ストレスはピークに!
結果翌日のテストは、得意教科ですら、なんと50点以下の大失敗・・・
大人になった今も、雨のポタポタ音を聞くたび・・・
このときの苦い感情が、ね(苦笑)
▼ 大事な彼氏との初デート ポタポタ音で眠れずあろうことか、大遅刻・・・
初めての恋人だったから、緊張とウキウキもピークだった。
なかなか眠気のスイッチが入らない中、雨が降ってきて、ポタポタ音が。
余計に寝付けなくなって、布団の上でゴロゴロ何度も寝返りを打っては時間を過ごした。
そして気づいたら・・・アラーム音が聞こえないほど爆睡!
なんと初デートに大遅刻!!
LINEですぐに「ゴメン!!!」と謝ったものの、寝不足で初デートに間に合いませんでしたというのは今思い返しても恥ずかしい・・・
でも、彼は笑って許してくれたの。
最後はただの、のろけ話でした(笑)
■雨樋のポタポタ音 なぜ発生する!? ~その原因と対策とは~
▼ 【ケース①】雨樋から雨が落ちる地点に受ける配管がなく、ポタポタと直接屋根に!
雨が降ると大きなポタポタ音がするという、築50年以上の2階建ての一軒家のケースです。
一見すると雨樋に大きな破損はなく、雨水もスムーズに流れているように見えます。
しかし、雨の日に再度確認すると、小雨にもかかわらず大きなポタポタ音が響いています。
音のする場所を見ると、屋根の端の雨樋の穴から、下の庇(ひさし)にダイレクトに雨水が落ちているようでした。
本来であれば雨樋の穴の下には、流れてきた雨水を受け止める配管があるはずです。
しかし、こちらのお宅では何らかの理由で橋渡しの役割となる雨樋がなくなっていたため、雨水が板金の庇に落ちて、大きなポタポタ音が響いていたようです。
▽ 解決策【ケース①】新設、雨の受け皿となる雨樋!
本来あるべき位置の雨樋がなくなっていたため、上部の雨樋から流れ落ちた雨水を受け止めるための雨樋を新たに設置することです。
穴の位置に合わせて新しい雨樋を設置し、適切に雨水が流れていくように調整することで、大きなポタポタ音はなくなりました。
板金の庇に雨水が当たると・・・
意外にも大きな音になってしまいます。
適切な位置に雨樋を設けることで、無事に解決しました。
▼ 【ケース②】落ち葉などが詰まり、雨樋から溢れてポタポタ・・・
まだそれなりに新しい家であるにも関わらず、雨樋から雨水が漏れ出てポタポタ音が気になるケースもあります。
穴やひび割れなどもなさそうなのに、どうして・・・
そう思っていたら、どうやら雨樋に落ち葉がたくさん詰まってしまっていたのが原因だったようです。
近隣に大きな樹木がある場合や、大きな公園の近くである場合などは特に!
落ち葉が雨樋に詰まってしまい、雨水がうまく流れずに溢れてしまうことがあります。
とくに秋から冬にかけては落ち葉が多くなるため、要注意です。
▽ 解決策【ケース②】落ち葉除けネットを設置
このケースには「落ち葉除けネット」の設置が有効です。
「落ち葉除けネット」とは、雨樋の上にネット状の蓋をするようなイメージで、雨水は通すものの、落ち葉などは入り込めなくなります。
砂など細かいものの侵入は防げませんが、落ち葉の侵入には大きな効果が期待できます。
ただし雨樋に落ち葉除けネットを設置したい場合、高所での作業になるため。
ご自分で取り付けるのはたいへん危険です。
取り付けの際には、ゼストのように屋根工事の専門家に依頼するようにしましょう。
▼ 【ケース③】経年劣化による雨樋の割れやゆがみ 漏れ出す雨がポタポタ・・・
雨樋に詰まりがなくても雨水が漏れ出てしまい、ポタポタ音が気になる場合。
経年劣化による割れやゆがみが原因であるケースもあります。
一般的なお宅の雨樋は、素材に「塩化ビニル樹脂」(通称「塩ビ」)が使用されている場合が多々見られます。
塩ビ製の雨樋における、一般的な耐久力は下記の年数が目安です。
10〜15年:劣化が進行
20〜25年:交換する時期
もちろんお住まいの地域の自然環境や気象条件、大きい災害の有無などで雨樋の寿命は異なります。
特に何か詰まっている様子もないのに、ポタポタ音が気になる場合。
経年劣化による割れやゆがみがないか、一度屋根リフォームの専門家に見てもらうのがおすすめ!
多くの場合、無料で見てくれるでしょう。
▽ 解決策【ケース③】歪んだ雨樋の交換や、ひび割れの修復 ~火災保険適用も!?~
長年にわたって紫外線や風雨にさらされたり、太陽の熱や温度差によって変形してしまったり。
このような雨樋に、ひびやゆがみが発生してしまうのは無理からぬこと。
仮に劣化してしまった部分が一部であれば、ひび割れ箇所を補修したり、部分的に新しいものに交換したりすることで解決します。
全体的に劣化が進んでいる場合は、雨樋全体の交換が必要です。
ここで、雨樋修理のコスト面にお悩みの方に朗報!
雨樋の不具合要因によっては、なんと、「火災保険」が適用されるケースもあるのです!
経年劣化ではもちろん、保険はおりませんが・・・
これが自然災害や突発的な事故などによる雨樋の損傷であれば、火災保険の対象範囲内です!!
そうなんです。
火災保険、思ったより対応範囲が広いんです。
たとえば台風などの強風によって雨樋の金具が外れて変形してしまった。
積雪によって雨樋が変形してしまった。
このような場合などが考えられます。
また、台風などの強風によって、近所の家の屋根瓦や近隣の店鋪の看板などが飛んできて雨樋が壊れてしまうケースもあるでしょう。
その他、窓ガラスや家の外壁・エクステリア関連の損傷要因が自然災害であれば、火災保険の対象になる可能性がございます。
修理業者に一度、お電話や無料見積りの段階で、火災保険の適用についても聞いてみるといいかもしれません。
■【まとめ】雨樋が元のポタポタ音 我慢しないで屋根リフォームの専門家に改善を依頼してみませんか?
雨樋の不具合によるポタポタ音は、我慢しようとしても気になってしまい、ストレスとなって日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。
雨の日のポタポタ音が気になったら、我慢しないで専門家に相談してみましょう。
火災保険適用のケースもあることから、思ったよりリーズナブルに修理できるかもしれません。
株式会社ゼストでは、雨樋の点検・修理・交換等も承っております。
雨樋について気になることがありましたら、ぜひ安心してお任せください。
栃木県那須塩原市を拠点とする株式会社ゼストは、お客様に「便利」をお届けしていきたいと考えています。
お客様の住まいに合わせて最適なご提案をし、屋根の葺き替え工事から雨樋工事まで、住まいの美観と機能性を向上させるリフォーム工事をご提供いたします。
定期的なメンテナンスなどのアフターフォローも充実しておりますので、安心してお任せください。
お住まいのことで少しでも気になることがありましたら、どんなことでもご相談をお待ちしております。
下記リンク、ゼストが請け負っている雨樋修理も含めた、屋根リフォームのサービス概要になります。