【建築板金技能士】取得するメリットとは? 屋根板金工事で長期の安定したキャリア形成を目指して!

未経験から建築業界で長期キャリアを形成していくために、まず思いついたのが資格の取得!


関連資格を早速リサーチしてみたけれども「建築板金技能士」というものが目に入って来た。


でも、これっていったいどんな資格なんだろう??

電気工事士とかとび職とかだったら、名前だけで何となく仕事内容が想像できるんだけど・・・


このような方々に向け、「建築板金技能士」の概要や試験対策、そして取得するメリットについて解説いたします。




■【概要】建築板金技能士 その難易度・受験日時・受講費用とは



建築板金工の仕事は、未経験で資格を持っていなくとも始めることは可能です。


しかし、この資格はなんといっても国家資格!

取得することで大きな信頼を得られることに加え、建築業許可において専任技術者として働くこともできるようになります。



▼ 「建築板金技能士」3級・2級・1級 それぞれの受験資格



3級:これから仕事に就こうとしている方や、仕事に就いて日が浅い技能者が対象です。


工業高校や専門学校、職業能力開発施設などに在籍している方も、1年生から受検できます。


2級:2年以上の実務経験がある場合か、3級に合格した場合に受検可能です。


1級:7年以上の実務経験がある場合か、2級合格後2年以上、または3級合格後4年以上の実務経験があれば受検可能です。


3級から順に取得を目指すのでもいいですが、中には取得のための時間やお金を捻出できないという場合もあるでしょう。



1級と2級は勤続年数で受検資格をクリアできるため、資格を取得する前に就職して、経験を積んでから受検をする形も、選択肢としてありかもしれません。


参考:技能検定の受検に必要な実務経験年数一覧


▼ 「建築板金技能士」受験日程と費用


建築板金技能士の試験日程は、前期と後期の年2回です。


・前期

 実技:6〜9月頃 ¥18,200

 学科:7〜9月頃 ¥3,100


・後期

 実技:12〜2月頃 ¥18,200

 学科:1〜2月頃 ¥3,100



・費用:実技 + 学科 = ¥21,300


実際の日程は都道府県によって異なるので、お住まいの都道府県の職業能力開発協会に確認しましょう。



▼ 応募先企業様の「資格取得支援」をフル活用し、受講費用ゼロへ!


企業によっては、福利厚生の一つとして「資格取得支援」を実施しているところもあります。



電気工事士のような、その資格がないと仕事そのものができない国家資格だけでなく、資格が必須ではないものの、会社として取得を推奨している資格も対象になる場合があります。


社員全員が資格保有者であれば説得力が増し、お客様に安心感を与えられるといえるでしょう。


具体的には費用面でのサポートが最も多く、資格取得にかかる費用の全額または一部を負担してくれるケースが多いです。


また、仕事と両立しながら資格取得のために専門学校へ通いたい場合の学費を負担してもらえるケースもあります。


費用面のサポート以外にも、資格取得に向けた勉強時間を確保するために仕事時間の調整に応じてくれる場合もあるので、相談してみるとよいでしょう。




■【筆記試験ならば、どんな資格勉強にも応用可能!】汎用性が高い、効率的な勉強方法



せっかく資格取得を目指すのであれば、闇雲に手をつけるのではなく、効率的に勉強を進めたいですよね。


どんな資格試験でも、筆記試験の効率的な勉強方法にはある程度の共通点があります。


ここではさまざまなケースで応用可能な、汎用性の高い勉強方法をご紹介します。



▼ 【記憶力に自信のない方、手軽に長期記憶化】仕事中もOK!時と場所を選ばない「ながら勉強法」


記憶力に自信のない方や、まとまった時間がとりにくい忙しい方におすすめ。

通勤中や仕事の合間、食事中や寝る前などに、当日やそれ以前に勉強した内容を思い出すだけです。


1回30秒前後で構わないので、1つの内容につき2〜5回程度、時間や日にちをおいて繰り返してみてください。


この「自力で思い出す」という行為は、問題を自力で回答するときに使われる脳領域の働きと似ているため、短期記憶を長期記憶化するのに有効的です。



▼ 問題集の問題は、できるようになるまで何度も自力で解き直す! 「過去問・正解リピート回答の行」


問題集の問題を間違えてしまった際に、「そのまま放置」または「さっと解説を読んで終了」という方・・・


追々、似た問題に直面した際に同じミスを繰り返してしまいます。


しかしこれが施工研修だった場合は、「施工がたどたどしいから、素早くできるようになるまで反復練習をして習得する」と考える方が多いでしょう。


「できるまで繰り返す」というのは勉強でも施工でも共通した習得方法ですが、いざ勉強となると、反復せずに先を急いでしまう方も多くいます。


「不正解→解説を読む→解説を見ながら回答する→解説なしで回答する」のように自力で回答できるまで繰り返すことで、類似問題も自力で回答できるようになります。


また、「基礎問題→応用問題→過去問題」の順に勉強を進めていくと、無理なく続けられるでしょう。



▼ 【先人=会社の先輩やネット上のプロに学べ!】資格取得体験談をヒアリング


実際に受験に合格した方に、勉強方法や時間の作り方、おすすめのテキスト、試験の傾向などを聞いてみましょう。


聞いたことを真似してみて、自分に合わない部分は改良しながら勉強を進めると、より効率がアップします。


特に試験範囲のすべてを完璧にこなすのは現実的に難しいため、傾向を知ってポイントを絞った勉強法ができるとよりタイムパフォーマンスが上がります。


あくまでもその方の受検当時の情報という点に注意しながら、最新の情報と照らし合わせて上手く取り入れていきましょう。



経験者が身近にいない場合は、ネット上の体験談や試験対策をまとめたサイトなどを参考にしてみてもよいでしょう。




■建築板金技能士を受講するメリットとは? どの様なシーンで資格が役立つのか?



建築板金工の仕事は資格が必須ではないものの、建築板金技能士の資格を取得するとさまざまなメリットが得られます。



▼ 「資格手当」を毎月の給料に上乗せ! 会社が指定する資格を取得しよう


会社が指定する資格を取得すると「資格手当」が毎月支給される制度を利用して、昇給を目指すことが可能です。


昇給査定の場合は、企業や担当者によって査定基準に差があったり、主観が働いたりすることもあります。


しかし資格手当であれば、どの資格を取得するとどのくらいの金額が支給されるかが明示されているため、条件を満たせれば確実に昇給が可能です。


実際のところ、建築板金技能士が資格手当の対象になっている企業もあり、中には「合格祝い金」が支給されるケースもあります。


資格を取得することが仕事に役立つだけでなく、さらに手当まで支給されるのであれば、より挑戦するモチベーションにつながるのではないでしょうか。



▼ 昇給・昇格査定 資格保有の実績はプラスに働くことが多い


未資格でも、確かな技術力と施工実績を会社に示せれば問題ありません。


しかし、ここに「資格取得」という要素が加わると、より客観的な査定対象となり有利に働きやすくなります。


また、場合によっては従業員の技能育成に取り組む企業に対して支援や表彰を行うこともあるため、資格取得に積極的な企業も増えています。



▼ 就職面接の際の客観的な実力を示す情報へ 「建設キャリアアップシステム」と併用


「建設キャリアアップシステム」とは、建設業で働く技能者の経験や職歴を「見える化」するための仕組みで、国土交通省が推進している取り組みです。


事業者が事業所の情報をシステムに登録し、技能者は発行されたIDとキャリアアップカードを使って現場で就業情報を登録することで、技能者の就業履歴情報がシステムに蓄積されていきます。


資格を取得していることに加え、就業履歴情報を登録しておくことで、より客観的で適正な評価を受けられるようになります。





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