屋根職人としての年収を上げ、不況下においても収入を安定させるには?



こんにちは。

那須塩原市を中心に屋根リフォームや外壁リフォームを手掛けている、株式会社ゼストです。


屋根職人は屋根に関する工事を請け負うプロとして、建物を守る大切な役割があります。


非常にやりがいのある仕事であることから、屋根職人として生涯働きたいという方は少なくない一方、収入面で不安を感じる方も中にはいらっしゃいいます。



手に職を付け、引く手数多な職人になるためには、年収の不安は解消しておきたいものですよね。


そこで今回は、屋根職人として収入を上げ、不況下においても収入を安定させる方法について詳しくご紹介します。




■屋根職人を生涯の仕事へ!年収を上げる三つの方法



・屋根職人の平均年収は?


屋根職人の平均年収は400万円前後だと言われています。


月収に換算すると約30万円です。


ただし見習い期間と経験者では、収入が異なります。


例えば見習い期間では、日給が10,000円からスタートすることが多いでしょう。

一方経験者の場合は、日給が13,000円~15,000円程度。

そこに賞与が支給されて、年収が500万以上になるケースも少なくありません。



未経験から屋根職人を始めた場合、はじめは収入に満足しないこともあるでしょう。


ですが、屋根職人は経験を積むことで収入アップが見込める職種です。


向上心を持ち、前向きに仕事を続けていくことで結果がついてきます。



・年収を上げる方法三種


 方法1:専門資格取得

 方法2:建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用

 方法3:独立


方法1:専門資格取得


屋根職人としての実力があっても、それを証明するのは難しいことです。


ですが、「かわらぶき技能士」「瓦屋根工事技士」などといった屋根職人資格を取得することにより、確かな知識と技術を証明することができ、年収アップに繋がります。


方法2:建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用


国土交通省が推進するCCUSを活用することにより、これまでの経験やスキルをデータ版職務経歴書といった形で証明することができます。


待遇が転職の度に未経験同等になってしまうリスクもなく、現在のスキルや経歴に見合った待遇を受けることができます。


方法3:独立


独立することによって、頑張り次第で雇われていた時よりも大きな年収アップが見込まれます。




■屋根職人に関わる、専門資格三種



・かわらぶき技能士


瓦ぶきとは、粘土瓦・石瓦・セメント瓦・銅瓦などを使用し、屋根を覆うことです。


この瓦ぶきという作業に必要な知識や技能を持つことを証明できるかわらぶき技能士は国家資格となっております。


そのため、取得することで採用側が面接時に客観的なスキルセットを判断する大きな有力材料となります。


このかわらぶき技能士には1級・2級・3級があります。


3級:こちらは新たに新設されたもので、実務経験がなくても受験資格が得られることから、未経験の状態から勉強して取得しておくのも、就職に有利に繋がります。


2級:3級を持っている場合は実務経験がなくても2級の受験資格が得られるため、未経験の状態で2級まで取得してから就活するのも選択肢の一つかもしれません。

3級合格者でない方も、2年間の実務経験積むことで2級を受験できるようになります。


1級:実務経験が7年以上、もしくは2級を合格後、2年以上の実務経験を積むといったことが受験条件となっています。



・瓦屋根工事技士


瓦屋根工事技士は瓦の構法、設計、施工、品質管理など、瓦屋根の工事に関する深い知識と技能があることを証明する資格です。

一般社団法人全日本瓦工事業連盟が発行しています。


資格取得後は職人としてだけではなく、作業員の管理業務を行うことができるので、建設会社・瓦屋根工事業者などでの管理職として、活躍の場が広がります。


受験資格:瓦屋根工事に関する実務経験が3年以上


瓦屋根工事技士試験は学科試験のみで試験時間は80分ですが、合格率が約52%と、比較的難易度が高い試験です。


独学で知識や技能を得るのが難しく、

試験の前に瓦屋根工事研修会を受講するのが一般的です。


加えて資格取得後は、5年毎の更新が必要となることから、確かな技術力を持っているという優良な証明手段となるでしょう。



・瓦屋根診断技士


瓦屋根診断技士とは、瓦の構法・設計・施工・品質管理といった瓦屋根に適した診断能力があることを証明する資格です。


瓦職人として活躍できるだけではなく、瓦屋根の修理や耐久性など幅広くアドバイスができます。


受験資格:かわらぶき技能士2級以上及び、瓦屋根工事技士の資格を保有

加えて般社団法人 全日本瓦工事業連盟の会員

上記の条件を満たし、かつ半日程度の講習会を受講すること


瓦屋根診断技士は、かわらぶき技能士や瓦屋根工事技士の上位資格であり、瓦屋根工事技術者の最上位資格です。



資格を取得することにより、確かな知識と技術があることの証になり、お客様からの安心感を得られます。




建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用してキャリアを繋ぐ



建設キャリアアップシステム(CCUS)とは、屋根職人として働く方の就業履歴や保有資格を登録することにより、キャリアを繋ぐことができる仕組みのことです。


建設業界においては、転職する毎に前職の履歴がリセットされ、同時に給料も最安値からスタートするケースが多々あります。


そこで建設に関わる職人のキャリアを転職先に共有できるこのCCUSを活用することで、実力に見合った収入から転職後の就業をスタートすることができるのです。




■独立し、一人親方または会社の社長へ!



経験を積み、十分な知識を得た上で、さらに年収を上げたいという方は独立を目指しましょう。

一人親方もしくは会社の社長になるのです。


独立した場合の年収は、500万円~700万円程度だと言われています。


会社の規模が大きくなり、人を雇うようになると1,000万円以上の年収を得る方もいらっしゃいます。




・独立後は前の職場の親方と仕事提携!


独立後は前の職場とも良好な関係を築きましょう。

前に務めていた職場の親方と提携し、仕事を紹介し合ったり、急な人手不足の際にピンチヒッターを送り合ったりして、屋根職人としての活躍の場を増やしていくのです。


徐々に固定客が増えていき、仕事が途切ない状態を目指しましょう。




■まとめ



屋根職人は建物を守る大切な役割があり、そのことにやりがいや面白さを感じることができる仕事です。


年収を上げるには、経験を積み、知識を深めることが大切です。

それに加えて専門資格の取得、建設キャリアアップシステム(CCUS)の活用、実務経験を積み独立を目指すといった方法も年収アップに繋がります。




株式会社ゼスト那須塩原市を中心として、屋根リフォーム工事や外壁リフォームを承っております。


そして現在、屋根職人として活躍したいという方を募集しています。


「年功序列関係なく、実力で評価されたい」

「手に職を付けて不況に強い引く手あまたな職人になりたい」といった、向上心に溢れる方と一緒に働きたいと考えています。


基本的な挨拶やマナーを守る方であれば問題ありません。

経験豊富なスタッフが指導するので、未経験者も歓迎です。


屋根職人として活躍したい方は、ぜひ下記のページから一度株式会社ゼストまでご連絡ください。


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https://www.zest-home.com/recruit