上から指示を強制させるだけの職場の対人関係に悩み、塗装工から転職を考えている。
同じ建設業で、全く未経験の職種に挑戦してもいいけれども、せっかくだったら今より給料が高い仕事に就きたい。
この、「未経験」かつ「今より給料が高い」の両方のニーズを満たせる建設関係の職種、ないかな??
はい、あります!
「屋根職人」!
これが、塗装工としてのキャリアを別の職種として引き継げる可能性がある職種です。
ここではなぜ屋根職人への転職が、塗装工のキャリアを活かせるのか、その理由と給料が前職より上がりやすい転職方法について解説いたします。
■【なぜ!?】塗装工に向いている人、屋根職人にも適性が?
塗装工に向いている人、実は屋根職人にも向いています。
屋根職人の仕事には、屋根リフォーム・屋根防水工事・屋根塗装の大きく分けて3つの種類があります。
その中でも、特に屋根塗装の仕事は外壁塗装とほとんど変わらず、塗る部分が外壁から屋根に変わっただけです。
そのため、外壁塗装を得意とする塗装工には、屋根職人も向いているといえます。
ただし、すべてが外壁塗装と同じというわけではなく、使う塗料は外壁よりも耐久力の高い塗料にする必要があります。
なぜなら、外壁よりも屋根の方が風雨にさらされているだけでなく紫外線からの被害を直接受けてしまうからです。
・せっかくの転職、前職の塗装工スキルが活きる屋根職人へ転職にしてみては!?
せっかく転職をするなら、前職である塗装工を活かせる仕事に就くほうがおすすめです。
建設業界と一口にいっても、塗装工や屋根職人だけでなく、とび職やリフォーム、解体作業員などさまざまな仕事が考えられます。
職種によって求められるスキルも大きく異なり、資格にもさまざまなものがある点が、建設業界の特徴です。
未経験から新しい仕事にチャレンジすることも可能ですが、そうなるとキャリアを一から積み上げていく必要があります。
スキルの幅が広がり、できる仕事は増えるものの、給与や待遇面などがリセットされてしまうため、おすすめできません。
前職よりも給与や待遇を良くしたくて転職するのであれば、同じ塗装工や前職のスキルを活かせる屋根職人への転職がおすすめです。
■【セルフチェック用・適正チェックリスト】塗装工・屋根職人に向いている人
「塗装工や屋根職人になりたいけど、自分が向いているかどうか、がわからない」と悩んでいる人もいらっしゃるでしょう。
転職してから、「やっぱり向いていないかも・・」とならないためにも、転職前に適正チェックを行うことも大切です。
ここでは、塗装工や屋根職人に向いている人の適性を解説します。
屋根職人であればどのような場面で適正が活かせるのか、具体例も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
下記サイトで塗装工の適性診断テストがその場でできます!
もしよかったらご活用ください!
・【適正1】体力がある人
塗装工・屋根職人には、体力のある人が向いています。
重いペンキ缶をいくつも運んだり、真夏の炎天下で長時間の作業をしたりするのは、体力がない人には務まりません。
また、夏の厚さだけでなく、冬場には寒い中で長時間作業することも必要になるでしょう。
朝から晩まで屋外で仕事をし続ける体力がある人に、向いている仕事です。
その他、塗装をするためには長時間中腰で作業をしたり、しゃがみっぱなしになることもあります。
ずっと同じ姿勢で立ったまま作業をすることも考えられるため、体力だけでなく健康にも自信がなくてはならないでしょう。
・【適正2】丁寧な作業ができる人
丁寧な作業が得意な人も、塗装工・屋根職人に向いています。
塗装をするためには、とりあえず塗っておけばよいというものではありません。
凹凸や形状に合わせてムラなく塗るためには、丁寧な作業が不可欠です。
特に屋根は段差や凹凸が多く、中には特殊な形状の屋根もあるでしょう。
どのような形状の屋根でも、ピッタリな刷毛やローラーを使いこなし、丁寧に隅から隅まで、細かい部分まで塗ることができる人が塗装工・屋根職人に向いている人です。
・【適正3】汚れが気にならない人
汚れることが気にならない人は、塗装工・屋根職人に向いています。
逆に、ちょっとした汚れも我慢できないというような潔癖な人には向いていない職業です。
なぜなら、塗装工や屋根職人は、どれほど気を付けていても塗料で汚れる仕事であり、汚れることを気にしていては作業が進みません。
また、真夏の作業では汗まみれになってしまうこともあるでしょう。
塗料で汚れて汗だくになっても気にならない人なら、塗装工・屋根職人に向いているといえます。
・【適正4】塗料の臭いが気にならない人
塗料の臭いが気にならない人も、塗装工・屋根職人に向いています。
外壁や屋根の塗装に使う塗料や薬剤は、独特の臭いがします。
臭いを嗅いだだけで気分が悪くなる、という人も少なくありません。
そのため、塗料や薬剤の独特のにおいがしても気にならない人でなくては、塗装工・屋根職人は務まりません。
・【適正5】精神力が強い人
塗装工・屋根職人には、精神力が強い人が向いています。
塗装工・屋根職人に限らず、職人は厳しい下積み修行から始めなければならない場合がほとんどです。
一人前になるまでには、先輩から強い叱責を受けることもあるでしょう。
また、やりたい仕事もさせてもらえず、雑用ばかりしなければならないこともあるかもしれません。
厳しい下積みを終えて一人前になったとしても、顧客からクレームが入ることもあります。
朝から夕方まで、1日苦労して仕上げても満足してもらえないどころかやり直しになってしまえば、がっかりしてしまいます。
それでも顧客の要望をしっかり聞いてやり直せる強い精神力があってこそ、塗装工・屋根職人が務まります。
■「建設キャリアアップシステム」を活用! 塗装工→屋根職人への転職時の給料を上げるために
塗装工から屋根職人へ、転職を考えている人も少なくないでしょう。
しかし、屋根職人への転職を考えているけどどうやったら有利に進められるのかわからないと悩んではいないでしょうか。
「建設キャリアアップシステム」の活用で、建設業でのキャリアをまるで保有資格のようにデータとして客観的にし、転職を有利に進める方法をご紹介します。
・従来の建設業におけるキャリア形成の課題
これまで建設業界では、キャリア形成の際にいくつかの課題がありました。
例えば、他業種では重要となる履歴書などは、建設業界ではあまり役に立ちません。
これまでどのような施工に関わってきたのか、具体的にどのようなポジションにいたのかといった、会社側がもっとも知りたいことが記載されていないからです。
つまり、履歴書では現状のスキルセットを客観的に把握できないのです。
そのため、本来もっとスキルがあり、能力的に高いにもかかわらず、転職時にはまるで未経験者のような待遇になってしまうケースもありました。
そういった時には、建設キャリアアップシステムに登録しましょう。
これまでの施工経験・保有資格などを詳細に登録することで、履歴書に書ききれない部分をカバーできます。
具体的には、ご自身の等身大の施工スキルと実績を、客観的なデータとして面接企業様に提示することが可能になります。
そのため、スキルに見合った適切な待遇で転職ができ、キャリアアップ・給与アップのために転職したいという希望通りの転職ができる可能性が高まります。
・「建設キャリアアップシステム」の活用で、ご自身の経歴が客観的なデータに
建設キャリアアップシステムとは、資格や技能、経歴を登録し、管理するためのシステムです。
自分の資格や現場での就業履歴を登録することができ、データの蓄積が可能です。登録するとIDを発行してもらうことができます。
ただし登録は無料ではなく、1IDには1,400円かかり、一人親方の場合は2,400円かかります。
データを登録することで客観的に技能や経歴を見ることができるようになるため、適切な処遇を受けることが可能となります。
うまく活用することで、自分に合った会社へ転職することもできるでしょう。そのためにも、情報は定期的に更新することが大切です。
・じゃあ、どうやって「建設キャリアアップシステム」を活用すれば?
建設キャリアアップシステムに登録したけど、活用方法がよくわからないという人もいるかもしれません。
建設キャリアアップシステムでは、明確な能力評価基準が設定されています。
そのため、対象となる35の技能分野の能力基準値をもとに、自分のキャリアアップのための目標を定めるといいでしょう。
その他、経験や所有している技能の証明に使用できるため、転職に活かすことができます。
転職先を選ぶ時には、施工能力見える化評価を参考にすることもできるでしょう。
■まとめ
株式会社ゼストは那須塩原市を中心として、屋根リフォーム工事や外壁リフォームを承っております。
現在、屋根職人として活躍したいという方を募集しています。
「年功序列関係なく、実力で評価されたい」
「手に職を付けて不況に強い引く手あまたな職人になりたい」
などといった向上心に溢れる方と一緒に働きたいと考えています。
基本的な挨拶やマナーを守る方であれば問題ありません。
経験豊富なスタッフが指導するので、未経験者も歓迎です。
屋根職人として活躍したい方は、ぜひ下記の応募フォームより、株式会社ゼストまでご連絡ください。